ひるがなつです。
スマホやタブレットで音楽を嗜んでいる方も多いかと思いますが、
どのような方法で聴いているでしょうか。
iPhone・iPadなどの純正アプリであるミュージックアプリを使用している方、
その音楽の音質って気にしたことありませんよね?
ただストリーミング再生をしている、ダウンロード(有料版のみ)して再生している、
それだけではまだまだiOSの最大音質を体験できていません!
本日はiOS純正のミュージックアプリで高音質の音楽を再生する方法を伝授します。
1.iOSのミュージックアプリって?
そもそものアプリについてですが、
簡単にいうとiPhone・iPadで使用できるiTunesみたいなものです。
月額1,080円で音楽が聴き放題になるサブスク中心のアプリケーションとなっており、
Apple純正アプリなのでiOS端末で操作する場合は最適解になるような音楽配信アプリです。
ストリーミング再生だけでなく、端末に音楽データを保存しておくこともできるので、
Wi-Fi環境のある自宅でダウンロードしておき、
外出先ではデータ通信量を節約、そんな使い方もできます。
ただし、デフォルトではコーデックがAACとなっており、
CD音源と比較すると音質が落ちてしまうのが弱点でした。
しかし、いつの間にかハイレゾに対応していたらしいです。
(私も先日知りました笑)
2.音質を向上させる方法
音質を向上させるには、
まず設定→アプリ→ミュージックを選択します。
※画像は写真にするとわかりやすいiPadで説明
次はオーディオの品質を選択し、
ロスレスオーディオの項目をonにします。
この項目をonにすることで再生時の音質を選択できるようになります。
iPhoneでは高効率(HE-AAC)、高音質(AAC)、ロスレス(ALAC)を選択でき、
デジタルアナログコンバータ(DAC)を接続することでハイレゾロスレスも選択できるようになります。
ここまでやったら設定は完了!
アプリの画面を確認してみましょう。
3.設定を完了するとどうなるの?
設定を完了するとアプリの音楽選択時にロスレス・ハイレゾロスレスの文字が表示されます。
また、ミュージックリストの場合は表示されていませんが、
楽曲を選択するとロスレス・ハイレゾそれぞれ対応しているものが表示されています。
音質は文章でお伝えできないので辛いところですが、
AirPods3で聴いている感じだと確実に音質は向上しています。
通常時のスカスカ感は消え、
ボーカルや楽器の演奏音がはっきりとした印象に変わります。
ワイヤレスイヤホン自体は変えずに音質が向上するのはありがたいですね。
4.ちょっとだけ注意点
設定を少しいじるだけで音質が向上するので利点ばかりですが、
一点だけ注意点があります。
音質が向上するのに比例してデータのサイズは大きくなるため、
ストリーミングにおいては通信量が増え、
ダウンロード時はストレージを圧迫しやすくなります。
ここはうまく使いたいところです。
5.まとめ
iPhoneを使用して音楽を聴いている方であれば必須級の設定と言っても過言ではない機能。
音楽を聴くならやはり少しでも音質が良い方が気持ちがいい!
最後に本末転倒なことを言うと、
実はiPhoneって音楽再生には向いていないんですよね。
コーデックの話を冒頭に出しましたが、iOSってAACまでしか基本対応していないんですよね。
Androidだと更に上のaptxが基本となり、
高音質の王道とも言えるLDACまで対応しています。
音楽を楽しむのであればAndroidスマホの方が優れているのですが、
普段iPhoneを使用し、音楽もiPhoneで聴いているのであれば間違いなく満足度は上がります。
iOSユーザーの方はぜひ一度お試しください!
音質だけを求めるなら有線が最強説はあります