ひるがなつです。
世の中テレワークを廃止してオフィス勤務復活の流れが主流になってきていますね。
私の会社もこれまではテレ推奨でしたが、
テレは週1回程度にして出社するような方針に変わりました。
現在仕入れを担うバイヤーをしつつ、
以前は店舗オペレーションの責任者を任されていた私なりの
現在の流れについての考えをお話しします。
1.どうしてテレワークは減らすの?
誰もが知っているような大手企業も週5でオフィス勤務を推奨するなど、
コロナ禍でテレワーク全盛だった頃とは世の中の流れが変わってきています。
何故テレワークは減らされるのか。
テレワークに向いている業種とそうでない業種がはっきりしたから
ではないでしょうか。
コロナウィルスの感染拡大防止を目的としてテレワークは推奨されてきましたが、
落ち着いた今改めて見返してみると悪手であったのではないかと思います。
2.テレワークが向いている業種
テレワークは会社運営の決定権を持っている方や、
1人で完結できる業務を行っている方であれば間違いなく効率的です。
オフィスにいるとどうしても同僚との会話や、
周りの動向が気になって集中できない場面も出てきますが、
1人で自室で業務を行うことでより集中して作業を行うことができます。
私自身もデータの分析や資料作りはオフィスで行うよりも
自分の書斎で行った方が効率的に行うことができます。
3.テレワークが向いていない業種
一方でチームで何かを作り上げるような業務を行っている方には
テレワークは向いていません。
技術的にはリモートでの会議や商談などはできるようになりましたが、
実際の会議やミーティングとは違った雰囲気があり、
順番に発言をしなくてはならない雰囲気など、意見の言いにくい環境だと感じています。
また、通信状況や同時発言が難しいことから
同じ時間での発言量はリアル会議に比べて減ってしまうのが現実です。
やはり会議やミーティングでは意見を活発に交換し、
物事を決めたり、新たな発見をするべき場だと考えます。
4.テレワークがなくなると困ること
テレワークが無くなることで困る方も多くいると思います。
・電車通勤が辛い
・通勤時間が長い
・自分自身の時間が減る
主なネガティブ意見はこんなところですかね。
確かに都心の通勤ラッシュは中々に辛いと思います。
私自身も商談で都内に行く際は朝の丸の内線を利用しますが、
地獄と形容するのが正しいのか、はたまたそれ以上と形容するべきなのか、
とにかくストレスです。
・・・でもそれって覚悟の上でその企業に就職したんですよね?
電車が嫌なら車通勤できる職場を探せばいいですし、
ある程度の経験や資格を持っているのであれば転職も可能でしょう。
自分自身の時間に関しても当然通勤時間がプラスされることによって
減ってしまいますが、働き方を工夫してみたり、
それこそ職場に近いところに引っ越してみたり、
解決策っていくらでもあると思うんですよね。
そもそも論にはなってしまいますが、
会社経営者でもない限り雇ってもらっている立場なので、
会社の決定には従うしかないのかなというのが私の考えです。
嫌なら自分自身が出世して経営に意見できる立場になって変えるしかありません。
5.リアル出社が優れていること
オフィスに出社することは非常に億劫なことだとネガティブに捉えがちですが、
メリットも当然多数あります。
①部署間のやりとりがスムーズになる
テレワークのデメリットとして自部署はともかく
他部署とのやりとりが希薄になりがちです。
実際にオフィスにいれば声をかけたり、
直接何かをお願いしに行けたりとやりとりがスムーズになります。
メールなどでやり取りをするとりも圧倒的にスピード感をもって対応できます。
1つの部署だけで完結できる仕事って思っている以上に少ないので、
この点だけでもオフィスにいることのメリットがあります。
②コミュニケーションが活発になる
オフィスにいればすぐ近くに同僚がいるのでコミュニケーションが活発になります。
業務上のコミュニケーションだけでなく、
いわゆる雑談も生まれます。
私自身この”雑談”を非常に大切にしています。
雑談ってただの何気ない会話ではありますが、
ここから何かのヒントやアイデアが生まれたりします。
コミュニケーションは億劫だと考える方も多いと思いますが、
1人だけではできない業務を行っている以上は必須能力でしょう。
雑談の重要性については後日別の記事でお話しします。
③上司目線で従業員の管理がしやすい
上司目線でみると、テレワークは部下の業務の進捗や状態を把握しにくいです。
やはり直接目で見ることで業務の状態を把握できますし、
状況に応じた適切なアドバイスや修正を行うことができます。
メールやリモート会議だけですべてを把握するのは流石に厳しいです。
上司から適切なタイミングで適切なアドバイスをもらえるのは
部下にとってもありがたいことですし、
それがそのまま業務効率にも直結します。
6.まとめ
全ての業種が100%テレワークにするのは将来的には理想的な形ですが、
今現在の世の中においては早すぎたのだと思います。
色々な業務がまだオフィスでの業務前提の仕組みになっているので、
これから多少の時間をかけて環境を整備していけば
またテレワーク全盛の世の中がやってくるでしょう。
オフィスへの出社に対しネガティブな感情を持っているのであれば、
その熱量を今後の環境整備に使ってもらうのが一番だと考えます。
↓電車での嫌な時間もノイキャンイヤホンで乗り切りましょう!