それは指の操作でカーソルを動かし、
手首の負担を最大限減らすことに成功したマウス。
一方で通常のマウス操作を極めた方からすると最高に使いにくいと思われている
存在。
私自身はトラックボールをかれこれ2年近く愛用しています。
これまで使用してきてトラックボールに乗り換えて本当によかったというのが
私の本音です。
その見た目と操作の独自性から嫌煙されがちなトラックボールですが、
デスクワーカーにはぜひ使っていただきたい。
本日はそんなトラックボールの魅力を紹介します。
1.トラックボールって何?
冒頭でも軽く触れましたが、トラックボールは指でカーソルを操作するマウスです。
親指、または人差し指で筐体に搭載されたボールを動かすことでカーソルを
操作することができます。
本体下部にセンサーは搭載されていないため、
マウスそのものを動かして操作することはできませんが、
腕を動かす必要がないので疲労感を軽減できると言われています。
カーソル操作以外は通常のマウスと機能に違いはほとんどありません。
2.マルチモニターこそトラックボール
腕や手首を動かすことなくカーソル操作を行えるため、
マウスを動かすことなく画面の端から端までを行き来することができます。
1画面で使っている場合でも効果を発揮してくれますが、
最大限効果を発揮するのはマルチモニターでの作業環境。
画面間を行き来する際はどうしてもマウスを何度か持ち上げて
物理的な置き直し作業が発生してしまいます。
トラックボールであればマウスはその場に固定したまま、
指の動きだけで目的の場所にカーソルを移動することが可能です。
3.ドラッグ操作もお手のもの
マウス操作で以外とやりにくいのがドラッグ操作。
左クリックを固定したままマウスを動かすとどうしても選択が解除されてしまったり、
指定の場所まで動かすことが難しかったり、、、
トラックボールであれば人差し指で左ボタンを押し続けながら
親指で指定位置までカーソルを動かすことができるので、
通常マウスと比較しドラッグ操作もやりやすいです。
4.狭いデスクでも快適!
トラックボールの筐体は構造故に少々大きめのものが多いのですが、
マウスを動かす必要がないので狭いデスクでも快適に操作することができます。
省スペースで済むのでデスク上がスッキリできるのもポイントです。
デスクが小さい方、
カフェなどの限定された環境で使いたい方、
(持ち運びには不向きですが、、、)
こういった方はその理由だけでもトラックボールに乗り換える価値があると
私は思っています。
5.デメリットもあるが、、、
独特な操作性故、慣れるまではまっすぐ目的の方向に動かすのは苦労します。
そのため、細かい操作と大きな操作の双方を求められるFPSのようなゲームや、
マウスを用いての絵画などには不向きなのが現実です。
操作に慣れてしまえば疲れにくい快適な作業環境を構築することができますが、
筐体の大きさ故に持ち運びには圧倒的不向きです。
ただし、私の周りのトラックボール信者はオフィスと自宅双方で使いたいがために
専用ケースを使用して持ち運んでいる強者も存在しています。
(私は流石に持ち運びたくないのでオフィスと自宅にそれぞれ置いている)
また、ボールを支えている部分に手垢や埃が溜まりやすいのが特徴です。
1〜2週間に1度綿棒などで清掃をしてあげる必要があるのは注意点です。
6.まとめ
マルチモニターやワイドモニターで作業をする方
長時間マウスを使用する方
デスク上が狭く作業スペースの制限がある方
上記に当てはまる方であれば作業の快適性向上が見込めます。
確かに慣れるまでは非常に使いにくい!と感じてしまいますが、
慣れてしまうと普通のマウスには戻れない。
そんな魅力があるのがトラックボールなのです。
ようこそ、トラックボールの沼へ笑