先日AppleからiPhone16eが発表されました。
すでに機能面、価格面で多方面から叩かれており可哀想な立ち位置の製品、、、
確かにこれまでのiPhoneSEシリーズや現行の16シリーズと比較すると
購入を即決できるだけの魅力が少ないのは事実、、、
ですが、これ使い方次第ではかなり便利なのでは?
1.iPhone16eの基本スペック
iPhone16eの現時点で発表されているスペックは以下の通りです。
スペック表だけみると非常に優秀そうな印象を受けます。
筐体サイズはここ最近のiPhoneシリーズと同等サイズなので、
これまでのSEを使ってきたユーザーからすると大きめと感じるかもしれません。
この他アップルインテリジェンス対応、
アクションボタン搭載と、
話題性の高そうな機能は大体載せてきたなと思います。
2.なぜそこまで叩かれてる?
なぜここまで16eは叩かれているのでしょうか。
①SEシリーズの後継機としてminiサイズが求められていた
iPhoneの廉価版といえばSEシリーズ。
低価格で使用できるコスパも人気の秘訣でしたが、iPhone7あたりのサイズ感という
筐体の小ささも支持を得ていた大きなポイントです。
今回は筐体サイズは現時点のナンバリングシリーズと変わらないので、
小さいものを求めていた層からは反感を買っているみたいです、、、
②機能を制限した割には高価格
16eはiPhone16無印と比較すると以下の機能が削減されています。
・MagSafe
・超広角カメラ
・カメラコントロールボタン
・GPU1コア削減
正直MagSafe削減は痛すぎるポイント。
もはやiPhoneのアイデンティティと言っても良い機能であり、
通常のQi1規格のみの対応となってしまったためワイヤレス充電はかなり遅めです。
これで約10万円なら少し予算を上げて16を買うという方も多いようです。
※高価格には円安も影響していますが、
それでも無印との価格差が小さいのは残念なポイント
3.企業向けの貸与端末としては優秀?
MagSafeもない、カメラ性能も高くない、GPU性能も辛い、、、
いや待てよ、上記の不満点を全く必要としない使い方があるじゃないですか。
企業が大量購入して個人に貸与する端末としては非常に優秀な気がしませんか?
企業が個人に貸与する端末はiPhoneが好まれる傾向が強いです。
・セキュリティが強固
不正アクセス、紛失時の不正利用のリスクが低い
・統一されたOSで遠隔操作や管理がしやすい
・操作が統一されているため社内共有や研修・教育が行いやすい
・処理能力が高く事務処理にも向いている
上記のような理由から私の勤める会社でもiPhoneが貸与されています。
ここ最近の円安・端末高騰で企業のデバイスにかかるコストも上がっています。
その中で少しでも安価に電池持ちの良い高性能の機種を使えると。
一台導入に16eと16無印で約2万円の差、100台導入なら200万円です。
カラーも白と黒の2色展開というあたり、
もしかしたらApple社も狙っているかもしれません。
4.まとめ
まだ現物を触っていないので何とも言えませんが、
業務用としての大量購入には最適だと思います。
また、カメラを使用せずゲームも動画編集もしない。
けどiPhoneの操作性が好き、Apple製品間の連携は手放せないといった方であれば、
少しでもコストを抑えることができるので選択肢としてはありだと思います。
私はサブ機として愛用のiPhone15がまだまだ元気なので今回は購入しませんが、
シンプルなスマホとしては評価すべき端末だと感じていますので、
今後の動きは追っていきます。