Logicool Signature Slim K950。
Logicoolのブランド内でも高コスパの製品を取り揃えているのが
signatureシリーズ。
2024年4月の発売以来高コスパと言われているこのキーボードですが、
実際のところどうなのか。
キーボード沼にハマっている私が実際に使ってみて評価していきます。
- 1.Logicool Signature Slim K950
- 2.外観は及第点
- 3.機能面は流石のLogicool
- 4.打鍵感は可もなく不可もなく
- 5.ライバルはKeychron B6 Pro?
- 6.まとめ
1.Logicool Signature Slim K950
Logicoolの薄型フルサイズのワイヤレスキーボード。
まずはその仕様を確認。
似たような薄型ワイヤレスのフルサイズだと高級キーボードである
MX Keys Sがありますがこちらは約2万円とかなり高額になっており、
K950はその半額程度で購入することができます。
2.外観は及第点
今回はホワイトを購入しましたが、黒系のグラファイトもラインナップされています。
フルサイズなのでテンキーまで搭載し、
表計算ソフトなどで数字の打ち込みが多い方にはありがたい存在。
また、ショートカットキーも充実しており、
とりあえずこれを使っておけば困らないと思えるキーボードです。
一方でキーキャップはMX Keys Sで見られるような丸みはなく、
角ばった印象な上、印字がシールを貼り付けたようなものなので
ここだけはかなり安っぽく見えます。
(国内だと日本語配列しか購入できないのも残念、、、)
背面はチルトレッグが採用されており、
畳んだ状態では4度、起こした状態では8度と好みに合わせて角度を調節
することができます。
3.機能面は流石のLogicool
見た目の部分では約1万円という価格に見合っているか微妙なところですが、
機能面では流石Logicool製といったところです。
Logi Option+を利用してファンクションキーのカスタマイズでき、
アプリケーションに合わせてカスタマイズすることも可能です。
また、接続の面でもLogi BoltでもBluetoothでも安定した接続であり、
どちらで接続しても遅延などは感じませんでした。
LogicoolのワイヤレスといえばEASY-SWITCHと思っているのですが、
3台のデバイスをボタンひとつで切り替えることが可能です。
そして何といっても最大の特徴は最大36ヶ月という脅威の電池持ち。
おそらくですが電池切れを起こす前にどこか壊れるのではないかと思ってます笑
4.打鍵感は可もなく不可もなく
打鍵感はパンタグラフ式なので多くは求められませんが、
押下圧60g、キーストロークは実測2mmと
軽快ながらもしっかりとした打鍵感を感じることができます。
キーピッチも18mmと標準的な感覚を持っているので、
特に違和感なくタイピングを行うことができます。
打鍵音は普通にタイピングをしている分にはそこまで感じませんが、
少し強めに押した場合は底打ち時に金属音が少し出てしまうので、
ほぼ無音に近い場所で使う場合は気になるかもしれません。
5.ライバルはKeychron B6 Pro?
価格、機能を考えた際におそらくライバルとなるのはKeychron B6 Pro。
同じフルサイズ、同じ薄型ワイヤレスとターゲットは一緒でしょう。
残念ながら私の手元にはB6ではなくテンキーレスのB1しかないので、
完全な比較とはいきませんが、以下の表にまとめました。
機能面では電池式なのかバッテリー式なのかの違いはありますが、
そこまで大きな違いはありません。
接続可能台数がK950が3台、B6 Proが5台という差がありますが、
多くの方はそこまで多くのデバイスを登録することはないと思いますので、
ここは好みの部分と捉えます。
差が出てくるのが見た目の部分と打鍵感。
見た目においてはB6 Proはプラスティック感が強いため、K950に軍配。
打鍵感はキーの丸い窪みと軽い打鍵感で長時間疲れにくいB6 Proに対し、
K950は少し重めの押下圧も相まって、長時間使用ではB6 Proに軍配があがります。
長時間タイピングをし続けるような作業を行う、カスタム目的であればB6 Pro、
至って普通に使うのであれば電池持ちの良いK950、
といった位置付けでしょうか。
6.まとめ
一言で表すのであれば長期間使える至って普通のキーボード。
見た目の部分も、打鍵感も、実際の使用感も、
これといって他のキーボードを圧倒するような特徴は少ないです。
一方でこれを選ばない方が良いという悪い点もほぼありません。
Logicool製といえば安心の保証もついており、一度買えばほぼ電池の心配も不要。
超安価なキーボードは壊れる心配があり、
高級なキーボードは消耗品と考えると勿体無い。
そう、K950は”これでいいんだよ”を具現化したようなキーボードなんです。