キーボード沼
それはどこまで行っても底に辿り着けない底なし沼のようであり、
掘り進めても一向に出口に辿り着けない洞窟のようなもの。
私自身完全に沼にハマっており、書斎には多数のキーボードが溢れています。
様々なキーボードに触れてきましたが、
ここ最近とあるキーボードに落ち着きつつあるかもしれません。
この話は薄型のワイヤレスが最高かもしれないという話です。
Apple信者だからというのもあるかもしれませんが、
Magic Keyboardが最高!
1.これまでのキーボード遍歴
パソコンに初めて触れてから約25年。
これまで多数のキーボードに触れてきました。
私が初めてパソコンに触れてから使用してきたキーボードたちの
遍歴をご覧ください。
この他にお借りして使用したものなどもありますが、
一定期間以上使用したものに限定してもこれだけ使ってきました。
メカニカルはLofreeと趣味で作った無刻印キーボードで一旦終着点が
見えましたが、パンタグラフに関してはまだまだ沼っています。
2.結局長時間使用するならパンタグラフ
これまで様々なキースイッチに触れてきましたが、
長時間使用するのであればパンタグラフが優秀ということに気づきました。
①キーストロークの短さが◎
ラップトップや薄型のキーボードに採用されるパンタグラフは、
搭載される筐体の薄さも相まってキーストロークの短さが特徴です。
パンタグラフでは2〜3mmのものが多いです。
この2mmの差はそのまま指の動きを少なくすることに直結しており、
長時間使用するのであれば短いに越したことはありません。
②打鍵感と疲労感のどちらを優先するか
メカニカルキーボードであればキースイッチの構造を活かした
打鍵感の良さが特徴として挙げられます。
しかし、仕事でもプライベートでも多量の文章を打ち込むような方の場合、
前述したキーストロークの深さは疲労感を増大する原因にもなります。
キーボードに何を求めるか、という問題になるのですが、
作業効率を上げること
が最大の目的になるわけです。
多少の打鍵感は犠牲にしても、疲労感を軽減し効率を上げることを目指すと、
パンタグラフ式を選ぶことが目的達成のための最善の手段となります。
3.パンタグラフの最適解は何?
ではパンタグラフならなんでもいいのか?と問われると、答えはNoです。
これまで数々のパンタグラフに触れてきましたが、
メーカーやモデルにより様々な特徴があり、その中から目的に合ったものを
選びたいのが本音です。
以下これまで使ってきたものの中から抜粋した評価です。
個人的にはMagic Keyboardが長時間使用する際の最適解だと感じています。
Logicoolの製品やKeychronの薄型ワイヤレスも使い心地は抜群なのですが、
Magic Keyboardのキーストローク1mmという異次元の数値に全てを
持っていかれてしまいます。
4.Magic Keyboardが最適なワケ
①キーストロークが好み
やはり1mmというキーストロークが個人的には好みに合致しています。
浅すぎるキーストロークはタイプミスの増加につながるという意見もありますが、
Magic Keyboardの押下圧は60gとやや重めになっており、
少し触れたくらいでは反応しない仕様になっています。
重めの押下圧ながら、ストンと真っ直ぐ安定して落ちる感覚があり、
その重さを感じさせない設計になっていると感じています。
②19mmのキーピッチ
Magic Keyboardはキーピッチが19mmと、フルサイズのキーボードと
変わらぬ間隔でキーが配置されています。
打鍵感や見た目が好みだったK380はキーピッチが18mmと若干狭く、
タイプミスが多かったので、私にとって19mmという間隔はかなり
重要なポイントとなります。
この1mmのキーストロークと19mmのキーピッチが私がMagic Keyboardを
メインとして使用している最大の理由です。
5.まとめ
この他にも静音性の高さや持ち運びのしやすさ、Macbookとの相性の良さなど
様々な理由から現在メインとしてMagic Keyboardを使用しています。
至高の打鍵感を体感したい時にはLofree Flowを使用しますし、
WindowsPCを使用する際はLogicoolのK950を使用したりもします。
キーボード沼にハマっている人間ではありますが、
Magic Keyboardは一つの到達点として認定してもいいのかな?と
思っている次第です。
価格は高く気軽に購入できるキーボードではありませんが、
実際に使用してみるとそれ以上の価値はあると感じています。