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【EarPods】ワイヤレス全盛にあえて有線がいいワケ

Apple純正のイヤホンと聞かれたら何を思い浮かべますか?

 

ワイヤレスイヤホン全盛の2025年現在で言えばAirPodsを思い浮かべる方が多いかと思います。

しかし、iPhoneを古くから使用している方はかつて付属品としてついていたEarPodsの方が純正品としてのイメージが強い方もいるでしょう。

 

iPhone12以降のシリーズ以降付属しなくなりましたが、未だAppleのストアでは販売を継続されています。

 

ワイヤレスイヤホンが最高?

いやいや、あえて有線を使うにはワケがあるんです。

 

1.EarPodsって?

開封した際の写真

EarPodsはAppleから発売されている有線イヤホンです。

接続する端子部分の違いで3種類販売されており、

・3.5mmイヤホンジャック ・Lightning端子 ・USB-C端子

がラインナップされています。

 

初代はイヤホンジャック、

iPhoneからイヤホンジャックが廃止になった際にLightningへ、

iPhoneの接続端子がUSB-Cに切り替わったタイミングからUSB-Cモデルが発売。

iPhoneの変化とともにラインナップが増えていきました。

 

現在も3モデル販売しており、それぞれ定価2,780円と比較的手頃な価格で購入することができます。

 

2.意外とファンが多いEarPods

AirPods3(左)とEarPods(右)

古くからのiPhoneユーザーには懐かしいEarPodsですが、実はファンが多いのが特徴です。

 

ロスレスオーディオ対応

EarPodsはAirPodsが対応していないロスレスオーディオの再生が可能です。

iPhoneの場合はBluetoothのコーデックがAACまでしか対応しておらず、この場合音楽の全ての情報をデータとして飛ばすことができません。

これはAirPodsに限らず、iPhoneでワイヤレスイヤホンを使う場合全てに該当します。

 

一方有線接続の場合はイヤホン側がロスレスオーディオの再生に対応していれば高い音質で音楽を楽しむことが可能です。

実際に私の所持するAirPods3と聴き比べてみても音質は良く感じます。

 

②価格も使用感も手軽

現在最も安価なAirPods4でも20,000円とロスレス非対応の中では割高ですが、

このイヤホンであれば3,000円未満で購入することができます。

 

また、インナーイヤー型の形状は付け心地も軽く、長時間の使用でも疲れを感じにくくなっています。

有線接続でiPhoneから電力を供給してもらう形になるので、イヤホン自体の充電の必要がない手軽さがあります。

 

③マイク音質はAirPods以上

右耳側のコントローラーにマイクが内臓

EarPodsはマイク音質が非常に高いことで多くの方に評価されています。

私も以前はこのイヤホンとiPhoneを用いてオンライン会議を行うことも多かったのですが、自分自身の声も、同じものを使用している参加者の声もクリアに聞き取りやすいです。

 

正直イヤホン搭載のマイクって雑音がのりがちなのですが、EarPodsだけは本当に通話やオンライン会議に向いていると感じています。

 

3.一番大切な音質はどうなの?

EarPodsの音質を表す言葉としては”バランスの取れたクリアな音質”でしょう。

 

①ボーカルが聞き取りやすい

ドンシャリサウンドを好む日本人向けに作られた国内のイヤホンとは違い、世界各国での販売をしている製品なので、高音・低音のバランスは非常に良いです。

また、変に高音・低音を目立たせていないため、中音域のボーカル音声はクリアに聞こえます

 

②音の厚みは物足りなく感じるかも

搭載ドライバの情報は公表されていないので詳しいことはわかりませんが、高音・低音が目立たない分、音の厚みはさほどないように感じてしまいます。

普段AndroidでLDAC対応のイヤホンを使用している方や、DACを噛ませて高音質を楽しんでいる方からすると多少物足りなく感じるかもしれません。

 

③ROCKよりPOPS向け

中音域のボーカル音声に強みを持つため、J-POPなどのポップスを楽しむには最適なイヤホンだと感じています。

低音強めのJBL Tune310と比べても何を言っているかはっきり聞き取れます。

 

一方で楽器隊の演奏も楽しみたいRockのような音源はドンシャリ系のイヤホンの方がより臨場感を感じることができます。

 

好みの問題ですけどね。

 

4.まとめ

有線ならではのメリットは大きい

ワイヤレスイヤホンでのハイレゾ再生に対応していないiPhoneにおいて、あえて有線イヤホンを使うメリットはかなり大きいです。

 

コードが邪魔になることはありますが、使用感・価格・音質どれをとってもバランスのとれた製品だと思います。

普段ワイヤレスイヤホンを使用している方でもサブ用途で使うのも悪くないでしょう。

 

気になる方はぜひ下記リンクから確認してみてください!