足し算の次は引き算
これは算数で学ぶ順序の話ではなく、デスク作りでの話です。
技術の進化、新製品の発売、どちらもユーザー泣かせのスピードで進んでいきます。
気づけばデスクはモノや配線、デバイスで溢れかえる、、、
ガジェット好きの方であれば一度は経験したことがある現象。
足し算を極めたら引き算でデスクを考えてみるのがオススメなんです。
この記事のポイント
・デスク作りは足し算から引き算へ
・AppleシリコンSUGEEEE笑
・時代と環境の変化に合わせて引き算を取り入れる
1.所有欲を満たした結果は、、、
これまでパソコン、キーボード、マウス、その他諸々、新たに購入したものを配置。
便利そうなものがあればとりあえず買って試す。
そんなデスク作りをしてきました。
そんな中、最近気づいてしまったのです。
多分ここまでの環境って必要ない、、、
ということに。
果たして自宅でブログの執筆や家族動画の編集をやるためのデスクにここまで整った環境は必須なのだろうか。
まるでこれまでの自分自身の散財人生を全否定しているかのような考えですが、今後の散財を減らすためにも引き算でデスクを再構築してみました。
2.要不要を仕分けしてみた
まずは現状のデスクを構成しているものが果たして本当に必要なものなのかを仕分けすることから始めました。
あくまで現在の私の作業状況での判断なので人によって要不要の判断は変わりますが、ひとまず上記の結果になりました。
うーん、多分これミニマム環境で再構築するべきだ。
メインモニターを中心としたデスク環境は作業時は確かに超絶便利ですが、使っていない時は少し邪魔なのも事実。
パソコン業務だけでなくアナログな作業もするような環境であればデスクは広く使いたいタイミングもあります。
幸い私の書斎には仕事でも使っているモバイルモニターもあるので、マルチモニター環境で作業したい時にだけ出せばいい。
ちょうど息子がゲームやパソコン用のモニターを欲しがっていたのでタイミングも◯。
そして私はメインモニターを手放しました。
3.必要な時に必要なものを準備する
Apple信者というかMacBookをメインとして使用している私の作業環境はiPadがあればほぼほぼ成立してしまいます。
調べ物ならiPadですれば問題ないですし、画像や文書をコピーしてMacBookに持ってくることも可能。
どうしても拡張モニターが必要になればモバイルモニターを使用すればよし。
Majextandで高さを出して視線を上げ外部キーボードが必要なら用意すればよし。
使いたい時に使いたいものを出せばいい
そんな当たり前のことを再認識させられました。
4.引き算してみて気づいたこと
足し算ばかりのデスク環境構築から一転して引き算してみた結果、様々なことに気づくことができました。
①デスクで出来ることが増える
デスク上のものがスッキリするので当たり前ですがデスクを広く使えるようになり、出来ることの範囲が広がりました。
・資格や自己啓発としての勉強
・メモをとりながらの読書
・軽食や晩酌
シーンに合わせて使うものを出し入れするスタイルなので、手の届く範囲に収納されているという事が必須条件にはなりますがね。
②気持ちと思考をスッキリさせる
目前にバンっとモニターのある環境と比較し、視覚として入ってくる情報量は少なくできるため、思考をスッキリシンプルにしやすくなったと感じています。
(もちろん個人差はかなり大きい部分ですが、、、)
また、毎回片付けを行うことでデスク上はスッキリした状態になるため、気持ち的にもスッキリすることができます。
③Appleシリコンの優秀さ
ミニマムな環境を作ろうとすればするほどAppleシリコンの優秀さが際立ってきます。
私の作業環境もMacBookとiPad、iPhoneの連携で成り立っていると言っても過言ではありません。
MacBookを中心としてタブレットやスマホといった端末をコントロールし、時にはパソコン本体の機能を拡張する目的でも使える。
悔しいですがこの部分に関してはAppleの戦略に見事にハマらされています、、、
④テレワークが減ったので困らない
私が異常なまでにデスク環境にこだわり始めたのはコロナ禍でのテレワーク増加が発端となっています。
2025年現在テレワークは縮小傾向にあり、私の勤めている企業でも出社推奨になったため、自宅で会社貸与のWindowsPCを使用することがめっきり減りました。
そうなってくるとMacでもWinでも快適に作業できる環境というコンセプトは不要となり、MacBookさえ快適に使えれば良い環境をつくれば良いという答えに辿り着きました。
5.時代と環境に合わせて変えていく
今回の引き算はデスクを広く使いたいという考え方の変化と、
テレワークが減ったという環境の変化、
この2つを主なコンセプトとして行いました。
日々進化していくガジェット類、より高性能で魅力的な機能を持ったものはどんどん取り入れていくことは作業の効率アップという面では大正解の考え方でしょう。
しかし、それだけを繰り返していけばものだけが増えていき、気づけば効率もそこまで上がることはない。
時代や環境の変化に合わせてタイミングよく引き算の考え方を取り入れていくことが、常に快適なデスク環境を構築していくコツなのかもしれませんね。