パソコンを所持している方はラップトップ派とデスクトップ派に分かれると思います。
このラップトップとデスクトップっていったいどちらを選んだらよいのでしょうか。
WindowsのデスクトップとMacbookを併用する私が考える、ラップトップとデスクトップのメリットデメリットを整理し、それぞれどのような方におすすめできるかを考えていきましょう。
この記事のポイント
・ラップトップとデスクトップのメリット・デメリットを比較
・自宅でのみ使用するならデスクトップでOK
・省スペース派や出張族はラップトップもあり
1.ラップトップとデスクトップ
ラップトップとデスクトップはそれぞれメリット・デメリットがあり、それぞれ用途やシーンによって選び方が変わってきます。
①ラップトップ

Macbookなどに代表されるラップトップはバッテリー搭載、キーボード・タッチパッド搭載なので、充電さえされていればどこでも使えることが強みです。
A4サイズのものであればカバンに入れて持ち運ぶことも容易。
一方で限られた筐体サイズ故にスペックや拡張性には限界があるので、ゲームや動画編集などを全力でやりたい方には不向きとなっています。
(Macbook Proなど単価を上げれば高スペック品もありますが)
②デスクトップ

デスクトップは豊富なポート数、拡張性を高く持ち、必要な作業に応じてカスタマイズしやすいことが特徴です。
ラップトップと同等のスペックであれば比較的安価で購入することができます。
比較的高スペックなものが多いのと、グラフィックボードを搭載できるので、高負荷のゲームや動画編集などの重たい作業にもしっかりと対応することが可能です。
パソコン単体では何もできず、外部ディスプレイ・キーボード・マウスなどを揃える必要があり、自室に据え置きなので場所をとることがデメリットです。
「なるほど。で、私用で使うならどっちを選んだ方がいいわけ?」
2.自宅で使用するならデスクトップでOK

仕事で使うのであればオフィスでも移動中でも出先でも使えるラップトップ一択にはなりますが、私用の場合はどうでしょうか。
個人的には私用のパソコンはデスクトップを推します。
①自宅以外で使うことは少ない
一般的に私用のパソコンを外で私用することってあまりないんですよね。
国内外問わず出張が多く、自宅以外でも私用パソコンを使用する作業を行うのであれば別ですが、まず必要な場面は出てきません。
よほど狭い物件でデスクトップを置くスペースが確保できない場合を除いて、コスト的にも性能的にもラップトップを選ぶメリットは少ないのが現実です。
②高スペックを求めるならデスクトップ
ゲームや動画編集など、高負荷の処理を必要とするならデスクトップがいいでしょう。
特にグラフィックボードに大きな差があり、GPU内蔵のラップトップに対し、独立したグラフィックボードを搭載できるデスクトップの方が圧倒的に処理能力は高いです。
最近はグラボ搭載ラップトップも出てきましたが価格が高く、よほどラップトップへのこだわりがないのであればおススメはしません。
③コスパを求めてもデスクトップ
外付けのディスプレイやキーボードなどを揃える必要があるため、トータルの出費は多くなりそうなデスクトップですが、同等のスペックで考えるのであればラップトップの方が結果的に価格は高くなります。
例えばM4チップ搭載のMacの場合、
Macbookは164,800円、Mac miniなら本体が94,800円周辺機器を揃えても12~13万円くらいですかね。
※価格は25年7月現在、周辺機器はApple純正品以外を想定
「ラップトップはデメリットだけなの?」
3.こんな方ならラップトップでも
①部屋をスッキリさせたい方
デスクトップは据え置き型故、使用していない時間でも常に場所をとってしまいます。

操作に使うキーボードやマウスなどもデスクに置いておくか収納場所を用意する必要があるので、どうしてもスペースの占有率は高くなりがち、、、
一方ラップトップであれば画面を閉じてしまえばコンパクトになるので、収納面では圧倒的な強みを持ちます。
②外泊が多い方
出張が多い方や上京しており定期的に実家へ帰らなければならない方など、自宅以外の場所に宿泊する機会が多い場合はラップトップがおススメです。
当たり前ですがデスクトップは持ち運べませんが、ラップトップであればいつもの作業環境をどこでも持ち込むことができます。
私自身も海外出張や数日間の出張の場合はMacbookを持っていくようにしています。
※出先で軽作業しかしないのであればタブレットという選択肢も可

③固定の場所がない、様々な部屋で使う方
家でしかパソコンを使用しないけど、専用のスペースが設けられず、リビングや自室など室内でも様々な場所で使う方であればラップトップがおススメです。
普段は自室で使用しつつ、時にはリビングのテーブルやコタツで使うなど、ある程度自由に場所を選んで使用できるようになります。
4.まとめ
最終的には個人の好みと要求するスペック次第にはなりますが、とりあえず自宅用にパソコンを購入するのであればデスクトップがおススメです。
また、ゲームをしない・編集作業をしないと高いスペックを要求しないのであれば、miniPCを選択するという手段もあります。
ネットサーフィンや動画視聴、メールの処理などであれば快適ですからね。
今回の記事が皆様のパソコン選びの参考になれば幸いです!



