
オフィスで使うのにワイヤレスキーボードを各デスクに用意したい
自宅の書斎にとりあえずワイヤレスキーボードが欲しい
安くていいからワイヤレスキーボードが欲しい
私のようにキーボード沼にハマった人間は付加価値のついたキーボードを求めてしまいますが、世の中のワイヤレスキーボードを必要としている方の多くは上記のような理由で購入している方が多いのではないでしょうか。
キーボードやマウスで有名なロジクールからワイヤレスなのに安価なフルサイズキーボードが発売されました。
この記事のポイント
・Logicool K250の紹介
・オフィスでの使用には最適な設計
・キーボード沼の人間には物足りないかも
1.Logicool K250

Logicoolから7月24日に発売されたK250。
気になりすぎてわざわざ予約して購入してしまいました笑
安価帯メンブレンのK295の後継機ともとれるテンキー付きのワイヤレスキーボード。
定価で約3,500円のK295に対し、こちらは2,750円とかなり良心的な価格設定となっています。

独特な曲線を描いていたK295と違い、見た目は非常にシンプル。
カラー展開は現状グラファイト(グレー)とブラックの2種類なので、295にあったホワイトはありませんが、ザ・Logicoolといった見た目。
USBドングルは対応しておらず、Bluetooth接続のみなので、箱を開ければ入っているのはキーボード本体のみと、こちらもいたってシンプル。
では、実際の使い心地はどうなのでしょうか。
2.使いやすさは抜群に良い
では気になるスペックを見ていきましょう。

Logi Boltなどのドングルには非対応でBluetoothのみの接続。
そのためLogicool製品に多いEasy-Switchによる複数デバイスの切り替えには非対応。
他のデバイスに接続する際は裏面のBluetoothスイッチを押して接続し直す必要があります。
しかし、380gという軽さは他にはない大きな強みであり、薄型ワイヤレスでお馴染みのK380シリーズよりも軽い。
持ち運びに適したサイズとはいえませんが、出張時のキャリーケースに入れておくことや、リュックに入れて持ち運ぶことだって苦にならない軽さです。

本体そのものに傾斜が設けられている上にチルトレッグも搭載されているので、ある程度角度をつけて手首の負担を減らすことも可能。
最大7度の傾斜をつけられるので、長時間の利用でも苦にならないと感じました。

テンキーや各種ショートカットキーも搭載しており、業務上のデータの打ち込みや、ブラウジングの際の操作など、多岐に渡って活用できます。
フルサイズで370mm以内に収めている都合上、記号キーなどいくつかコンパクトサイズに犠牲になっていますが、そこまで気になりません。
3.打鍵感はメンブレンにしては上出来

打鍵感に関してはあくまでメンブレンなので多くは求められない部分ですが、安定感のあるメンブレンだと感じました。
実際にタイピングをしてみると浅めのキーストローク設定になっているので小気味良く打鍵でき、メンブレンによくある“グニュっと感”は少ないです。
少し反発力が強めなのか入力後に次のキーへスムーズに移行できる感覚があります。
打鍵音に関してもメンブレン故に静音性が非常に高く、下手なパンタグラフ式のラップトップよりもマシなのではないでしょうか。
私は普段ロープロメカニカルのキーボードを愛用していますが、これなら仕事用としてなら満足して使えると確信しました。
4.好みが分かれる最下段
非の打ち所がないように思えますが、個人的には最下段のキー形状が残念ポイント。

最下段のキーのみ使用者側に向かってアールがついており、打鍵時の指の収まりが非常に悪い。
スペースキーなどを打つ際に指が収まらずに滑る感覚があるので、慣れないとかなり打ちにくい。
ショートカットキーを使用する際のcmd(Ctrl)キーや、Mac系OSを使用している場合はかな・英数キーを多用するので、ここが打鍵しにくいのはかなり厄介です。
個人差はあるとは思いますが、どうせなら他のキーと形状を合わせてもらった方が圧倒的に使いやすいんじゃないかと思っています。
また、矢印キーに関しても逆T字型にしてもらいたかったというのが本音。
この配置だとフルサイズの場合テンキーの0と間違って押してしまうことも多発するので、こちらも慣れが必要。
どちらの問題も使っていくうちに慣れるとは思うので時間が解決するとは思いますが、、、
5.まとめ
最下段のキー形状以外は非常に満足度の高い安価帯キーボードであるK250。
価格帯的にもオフィスでの大量購入や、とりあえずワイヤレスが使いたいという多くのニーズにマッチするものだと感じました。
当然普段メカニカルや静電容量無接点方式などの高級キーボードを使用している層にとっては物足りないかもしれませんが、業務用や学校などでの使用に関しては非常にマッチしているのではないでしょうか。
自宅のデスクトップ用としての使用もアリですし、軽さを活かしてインターネット対応のテレビ用として使うなんてことも面白いでしょう。
とにかく安くて使い勝手の良いワイヤレスキーボードを探しているのであればかなりオススメできるものとなっていますので、気になる方は下記リンクから一度確認してみてください!
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