
Galaxyスマートフォンのロマン溢れる機能といえばSAMSUNG DeX。GalaxyスマートフォンやタブレットのSシリーズ、Z Foldシリーズで使えるこの機能は外部ディスプレイに接続するだけでPCライクに使用できる夢のようなモード。
しかし「本当に有効活用できるの?」という疑問があるのも事実。
そこで、一週間の間、MacBookを封印し、Galaxy S25のみでブログの執筆活動や日常のパソコンを利用している作業を行ってみました。
私の実体験を元に、SAMSUNG DeXのメリット・デメリットを本音でレビューしていきます。
- 1.ロマン溢れる機能、SAMSUNG DeXとは?
- 2.実際に1週間使用して感じたメリット
- 3.ここは割り切りが必要なデメリット
- 4.出張・外出先での使い勝手はどう?
- 5.結論:SAMSUNG DeXはどんな人に向いている?
1.ロマン溢れる機能、SAMSUNG DeXとは?

SAMSUNG DeXはGalaxyを外部ディスプレイに接続することで使えるデスクトップモードです。最近だとPixelにも搭載されましたよね。
Windowsに近い操作感で、複数ウィンドウの表示やファイル管理ができ、スマホの画面をミラーリングするのではなく、完全に”パソコン化”する機能だと思って貰えばわかりやすいです。
※なお、今回は流石に仕事への影響が大きすぎるため、本業の業務だけは除外して検証しています。
2.実際に1週間使用して感じたメリット
①ブログの執筆くらいなら何の問題もない
私用のPCでのメイン作業であるブログの執筆ですが、驚くほど普通にこなせました。
大画面でブラウザを開き、ブログの編集画面とリサーチ用のタブを並べて作業できるため、パソコンでの作業と遜色ないスピードで記事を書き上げることが可能です。
②大画面での動画視聴が快適すぎる
作業の合間のリラックスタイムや、YouTube・サブスクでの動画視聴も最高です。スマホの小さな画面ではなく、モニターの大画面に映し出せるので迫力が増します。
※YouTubeアプリは表示がバグる(コメント欄が表示されない等)ことが多く、Chrome経由での操作が快適でした。
③操作感はほぼ”Windows PC”
画面のUIやファイル管理、タスクバーの仕様など、WindowsのPCを操作しているのとほぼ同じ感覚で使えます。

主要なショートカットキーもほぼ使えるので、普段Windowsを使用しているユーザーであれば操作に迷うことはほぼありません。
④書斎のデスク上がスッキリする

デスクの上にデンっとPC本体やノートPCを置く必要がなくなります。スマホを1台モニターにセットするだけで作業環境が完成するので、書斎のデスク周りがものすごくミニマルでスッキリとしました。
⑤本業の作業環境(ドッキングステーション)がそのまま使える
本業のリモートワーク用としてデスクに構築していたドッキングステーション+外部キーボード・マウスの環境に、タイプCケーブルを1本挿すだけで、そのままGalaxy S25がデスクトップPCに変化します。既存の周辺機器をそのまま流用できるのはコスパが良いと感じてしまいます。
3.ここは割り切りが必要なデメリット
①外部キーボードとマウスは必須条件

当たり前ですが、キーボードとマウスがないと始まりません。
Dex起動中、スマホ本体をタッチパッドとして使うこともでき、操作感も悪くないのですが、作業中にスマホで通知確認やちょっとした操作を行うこともあるのが事実。スマホはスマホとして使いつつ、操作は外部マウスを使うのがベストでした。
②映像出力は4K非対応
普段4Kのモニターを使っている身からすると、解像度の制限(FHDまで)は少し物足りなさを感じました。文字が読みにくいわけではありませんが、大画面のモニターだと少し粗さが目立つ場面もあります。
③タイピングが早すぎると変換が追いつかない?
ブログを爆速でタイピングしていると、最初の一文字が変換候補から外れたり、子音はアルファベット・母音は日本語になってしまったり、うまく変換できない挙動がしばしば発生しました。Samsungキーボードの癖なのかわかりませんが、PCのIMEやGoogleの日本語入力の快適さに慣れていると、少しストレスを感じる瞬間です。
④一部アプリはPC表示非対応
はてなブログのアプリなど、一部アプリは完全にDeXモードに対応しているわけではなく、スマートフォンの表示ベースになってしまいます。ChromeをPCサイト表示にして経由すれば普段と変わらない画面にはなるので解決はできますが、少し物足りないと感じてしまうポイントです。
4.出張・外出先での使い勝手はどう?
①ホテルのテレビが無線対応なら荷物ゼロで大画面

出張中、ホテルのテレビが無線接続に対応、またはHDMI to タイプCでの入力に対応していれば、スマホを接続して外部モニター化できます。
これは荷物が減って非常に便利でした。
②外での作業を目的にすると本末転倒になる
PCを持たずにカフェや出先でDeXを活用しよう!と考えた場合、画面を出力するモバイルモニターが必須になります。
・モバイルモニター
・折りたたみキーボード
・各種ケーブル
これらすべてをカバンに詰め込んで持ち運ぶくらいなら、最初からラップトップを1台持って行ったほうが圧倒的に軽くてラク、という結論に至りました。
外作業メインの方は大人しくラップトップを持ち歩きましょう笑
5.結論:SAMSUNG DeXはどんな人に向いている?
1週間MacBook Neoを封印してわかった、DeXが刺さる最適解な方はこんな方です。
◎DeXが最高に輝くシチュエーション
すでに自宅に本業用のしっかりとした作業環境(モニター、キーボード等)が整っている方が、仕事終わりにそのままのデスク環境でスマホだけで副業(ブログなどの軽作業)を行うという使い方。
また、本業のために会社から貸与されたPCとモバイルモニターを常に持ち歩いている方。プライベート用のPCを持ち歩かなくても、スマホをそのモニターに繋ぐだけで副業ができるというメリットがあります。
Galaxy S25の処理性能のおかげもあり、ブログ執筆レベルの軽作業であれば、本当にPCを代用できるレベルに達しています。
わざわざDeXのためにイチから周辺機器を揃えるのはオススメしませんが、すでにデスク環境がある方や、持ち運びの荷物をガッツリ最適化できる方にとっては、あえて私用のPCを用意する必要がない最高の機能だと感じました。
PCモード搭載のAndroidユーザーの皆さん、眠らせておくのはもったいないこの機能、一度試してみてはいかがですか?



